フラメンコシューズのヒールと釘
こんにちは!皆さんいかがお過ごしでしょう❔
1年も残すところ残りわずか。
毎年、毎年、どんどん早く過ぎてゆく1年。
毎年何かしらの事が起きるもんですから、、、
ここ数年は特に目まぐるしい…。
良い意味で!勿論!🤣
それでは早速!前回の記事に引き続き
『フラメンコシューズ』について書いていきます。✍️☺️
ヒールの種類について👠
基本的には3種類のヒールに分けられています。
Tacón(タコン)…(靴の)かかと、ヒール
これからフラメンコを始められる方は
レッスンで嫌ほど聞くワードになるでしょう😁
①クラシコ
→スペイン語では 『Recto』または『Clásico』.
※日本ではクラシコと呼ばれている事が多いですがスペインでは『レクト』と呼ばれている事も多いです。
一足目に選ばれる最もベーシックなヒールだと言えるでしょう。
ブランドによってヒールの高さは異なりますが5cm〜7cm程度が一般的でしょう。
初めての方は5cm〜5.5cmをご購入されると良いと思います。 日本のフラメンコのお教室ではそのようにご指定されるお教室もあるようです。
ヒールが高いほど安定感がなくなってきますので慎重に選びたいですね。☺️
②クバーノ
→スペイン語ではCubano.
ヒールが幅広なので履きやすいと定評のある種類です。
高さは3.5cm〜7cmが一般的でしょう。
足が痛くなりやすい方、長時間練習をされる方に最適だと思います。
店頭で見つけようと思ってもあまりないので欲しい場合は’注文’する必要があるかもしれません。
③カレーテ
→スペイン語ではCarrete.
中央部が狭く、接合部と付け根が広くなっていて砂時計のような形です。
高さは5〜7センチメートルの範囲です。
印象的な形をしているので美しいですが快適といえるかは難しいのでご自身で判断が必要になります。
クバーノとクラシコでは写真のように作りが違うので足を打つ際、
最初は少し違う感覚になるかもしれません。
またヒールの高さが異なる靴を購入する場合、
『かかと』を上げて床に打ち込む際
当然なのですが床までの到達時間が変わってきますので
感覚を慣らす必要があるかもしれませんね☺️
フラメンコシューズの釘について
何故あんな音がでるのか❓
フラメンコについての知識がある方はお分かりかもしれませんが
ズバリ。シューズ裏に釘がついているからです。
Q:釘なしか釘ありどちらが良い❓
A:練習の際絶対に床を傷つけられない!音を出せない!という場合に限り釘なしも良いのかもしれませんが、 釘ありを購入する事をオススメします。 個人練習はマットなどを敷いて音出しが可能な場所を探しましょう!
Q:釘は多い方が良いの❓
→A:よく聞かれる質問ですが、極端に少ないという事でない限り多いから良い!という事ではないかと思います。 釘が打たれている場所とご自身の足の打ち方のクセとの相性が悪いと鳴らしづらいという可能性はあるかもしれませんが…。 隙間なく綺麗に打たれている状態であれば問題ないかと思います。
※釘が抜けてしまっていて少ないのはタブーです
『釘がツルツルでスリ減っているように感じているので修理したい。』
という問い合わせを受けた事があります。
こちらについて。
釘がすり減ってなくなる事例は個人的に聞いた事がありません。 ブランドによって釘がしっかり磨かれてツルツルになっている状態はスリ減っている訳ではありません! むしろボコボコに打たれっぱなしの状態で練習すると床を傷つける原因になるので 釘がツルツルに磨かれている状態は良い事であると思います。☺️
ブランドによっては釘が抜けやすいシューズもあるようなので注意が必要です。
(自身が気を付けてどうにかなる問題ではございませんが…)
-個人的な感想-(ヒールの種類について)
私自身の最初の一足目はクラシコでした。
というかクラシコしか売られていなかったので
ヒールの種類がある事も知らなかったです。🤭
高さは5cm〜5.5cmだったと思います。
その後スペインで購入した際
クバーノというヒールの存在を知り、変えました。
感覚の違いが分かるほど足も打てなかったので、
割とスッと馴染んだんだと思います。
今ではクバーノが個人的には一番履きやすくて愛用してます。
多少長い時間履いても疲れにくいというメリットはとても良いと思います。
-個人的な感想-(釘について)
ボコボコしていて磨かれていない釘が打ちっぱなしの状態を知らなかった頃
一生懸命練習して知らずに床を傷つけていた事がありました。
練習をするうちに釘が抜ける場合もあります。
自分自身もですが一緒にレッスンをしている人達も踏んづけて怪我をしてしまう可能性があります。
なので足裏面もチェックをしておくべきだと思います。
販売している時点でたまに釘が抜けている事もあるので…。注意⚠️
一つ抜けていると他のところも抜けてくる可能性があります。
ただ釘が抜けて追加するだけなら良いですが
状態によっては複雑になり修理代が高くなる、
もしくは修理できない可能性もあります。
フラメンコシューズだけではなく最初は何を買うにも迷いますよね。
ご自身の足に合う物に出会うまで時間がかかるかもしれませんが
いつかきっと自身にあったブランド・種類に出会えると思います。
引き続きフラメンコシューズについて掘り下げていきます✍️
それではアスタ ルエゴ〜🖐️