スペインの生ハム
こんにちは。皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日は、スペインと言えばコレ!
『生ハム』
についての記事です。
生ハムの種類について
文字が小さくて見えずらいですね…すみません。
画像の1番上から説明します。
1) 100% jamón de Bellota 100 ibérico
100%イベリコ豚です。
ドングリをベースに時々自然の牧草などを食べ、自然な場所で育っています。
2) 50%-75% Jamón de Bellota Ibérico
約50%、イベリコ豚です。
ドングリ・自然の牧草などを食べ、自然な場所て育っています。
3) 50%-75% Jamón de Cebo Ibérico
約50%、イベリコ豚です。
自然の牧草などを食べ、自然な場所て育っています。
4) 50%-75% Jamón de Cebo de Campo Ibérico
約50%、イベリコ豚です。
閉鎖された農場で飼料を与えられ育っています。
生ハムの値段
お値段が高いのは”ドングリを餌にしている100%イベリコ豚”です。
圧倒的に手間が違いますよね。
スーパーで安く売られている生ハムは、より早く大きく育つような飼料を与えられて育っている4番目に紹介した生ハムだと思います。
どの種類の生ハムが美味しいのか
1番重要となる『味』。
一見『高い』=『美味しい』と思いがちですがそうではありません。
人によって違います。
1番上質とされている生ハムの味は正直クセがあるので、好みが別れるでしょう。
ドングリを食べているかいないかの違いかは分かりませんが、2と3は種類が似ているように思いますが…『違います。』
私達は、3を購入しました。
4を好む方も沢山います。現に私も普段買う時はこの種類だと思います。【特別な日などは専門店に行きます】
柔らかくて食べやすく、味も一定に美味しいと私は思います。
勿論種類だけではなく熟成期間によっても味は変わると思いますが、100%イベリコ豚の100%ドングリの餌の生ハムは味が本当に違います。是非、食べ比べをされてみて下さい!
物によって、かなりしょっぱい生ハムもあります。しょっぱすぎて舌が痛くなった事もあります。😅
生ハムだけで食べる時もありますし、パンにのせオリーブオイルやトマトペーストをつけて朝ごはんとして食べる方も多くいます。
食べ方によっても美味しさや好みが分かれるでしょう。
生ハムの部位
多くは後ろ足で作られていますが…、
・Paletilla(パレティージャ)→肩肉
最近、知ったのですが肩肉でも作られているそうです。
脂身も少なく小さいのでかなり安く売られていました。
こちらのサイトは生ハムの部位について説明されています。
一般的にこのサイトでいう、”Maza”と呼ばれる部位が【美味しい】と言われているようです。
"Maza"
ジューシーで濃厚、肉の中で脂肪が多く浸透する所でもあり赤身の量が最も多い部位だそうです。
お楽しみ頂けましたでしょうか?
因みにスペインの多くの家庭にハムホルダー(Jamonero)があり、足を丸々一本購入する方も沢山います。
生ハム自体のお値段も安い物から高い物まであるのでより身近に生ハムが存在してます。笑。
日本ではまずそんなご家庭はないですよね。
スペインへ行かれた際にはスーパーやレストラン、色々な場所で食べ比べしてみて下さいね〜!
それでは次回お会いしましょう!
アスタ ルエゴ🖐️