Morón de la Frontera-モロン デ ラ フロンテーラ-
こんにちは。今回はアンダルシアにありますモロン デ ラ フロンテーラという場所へ山登りをしたお話しになります。
セビージャから車で1時間半ほどの場所にあります。
な。ななな。なんと。モロン デ ラ フロンテーラには信号が1つしかないという。
とても平和。1つしかないと聞くと住んでいる人が少ないのでは❔と思いますよね。確かにすごく都会で大きな街ではないけれど
人通りも多く、想像していた街よりとても大きいと感じました。
少なくとも田舎という言葉から私が想像する場所とは少し違いました。
前日の雨で少し不安でしたがご覧の通り太陽も見えて山登り日和!←この思いはのちに覆される事になろうとは知るよしもない
Morón de la Fronteraまでの道のり。
街についてからまた少し車で移動した場所に今回登った山はありました。
登山する山の付近まで着き。水を忘れたことに気が付き。フモト❔にあったお店で購入。
何かと便利な小銭。クレジットカードが使えない場所もありますので多少の現金は持ち歩いておいた方がいいと思います。
ただ。50ユーロ札はあまりお勧めできません。
結構。断られることが多いです。小さなお店など。今回も。50ユーロしか持っていなく。
お釣りがないと言われ断られてしまいました。
そんなこんなで山登り開始の鐘が鳴り(私の心の中で)、気合が入る。ええええええい!
ご覧の通り。先ほどのお天気はいずこへ…..。
THE・曇!
雲に歓迎していただきました。
写真が映えない。
そもそも山登りで写真が映える映えないの問題ではないんですけど。
よく考えると、数少ない今までの山登りで晴れてた日。
一度もない!笑
強運すぎる。
それを覚えている自分もある意味怖い。笑。めちゃくちゃ引きずってますやん。
でもこれもまた自然って感じで。いい。最近なんだかそう思えます。
雲が多めの日はこんな感じですと参考になれば。わたくしの心は晴天でございます。
この辺りまでの道のりからいうと。意外に大丈夫そうだ。と思ってました。
この時までは。
きのこを撮ったりして。
霧という景色を楽しみながら。
だんだんと雲行きが怪しくなってくる。お天気ではなく。
地面は前日の雨でぐちゃぐちゃパラダイス。
更にもう山登りをしている方達がいらっしゃったので道なりに沿って歩くと泥のスケートリンク状態。
今まで使ったことのない筋肉達も一丸となって必死に私の身体を支えるのが分かった。
レベルは普通。らしいですが。
いやいや。崖!泥!危険!
山を普段から登り慣れている方々のお言葉を
山登り経験ほぼなしと言っも過言ではない私の解釈でとらえてはいけないということを学んだ。
それでもなるべ写真を撮ることを止めることなく。
後から見返すとよくここで写真撮ってたなという写真達も。一緒に登った方達が写っております為載せることはできませんが。
それにしてもあんなに足元が悪かったにも関わらず。走ってる人がいるという。理解不能な場面を幾度となく見た。笑
走る場所間違えてるよ!って心の底から思いましたね。笑。
下山ランニングが一番信じられなかった。笑
靴が滑らないやつを履いているとはいえ。山をこよなく愛する方たちのすごさを知った。笑
山ガールには私はなれない。と思った。そもそも。なんのガールにもなれないっすね。
800円くらいで買った白グレーのスニーカーは見事に茶色に変わった。
雨のせいで状況が変わっていたみたいですが。
晴れていて、足元が泥道ではなければ確かにかなり違っていたと思いました。
登り終えた後の最終的な結論から言いますと。登りは意外にいけた。
意外にいけた。言い方。
長年眠っていた野生児本能が目を覚ました。
山頂の景色。
THE・霧!
題名。『360度霧のセカイ』〜汗と私〜
こんなところでしょうか。山頂で晴れている時の写真を見せて頂きました。
とても素敵でした。笑。イマジネーションの世界。晴天の景色をイメージする。
山を登った。ということは次に待っているのは下山。笑
下山が大変だった。笑。足がテロンテロン。笑
バレーボール部で養った腰低く構える体制を軸に。両手。両足。頭を使いながら。
独自の下山スタイルを築きあげました。その体制がとても可笑しかったようで。写真に納められておりました。
なんかする度。気合で。「よいしょっ!」と言ってしまうワタクシ。
思えば。座る時にもショー!って言っているし。この効果音が、山登りの時はいつも以上に目立っていたらしく。
ヨイショ、よいしょ、ショー!かなり真似された。されている。現在進行形。
山登りは、『Yoisho-!』ポイントだらけでした。
こちらの方にはあまり理解ができないらしいです。擬音語とか。
思えば。私って擬音語の塊の会話ばっかりしている。笑
デーンとかズーンとか言うと。それ何❔って普通に聞かれるので回答に困る。笑。
意味がないから笑
ヨイショに関して言えば擬音語ではない。なんて言うんですか❔気合い入れる時の言葉❔
必死な時っていつもより素がでてしまう。
こんな時は恥ずかしいなんて言っている場合じゃない。
下山途中。羊ちゃん達がおりました。
気がつくと。靴は泥。泥。泥。
服も泥。泥。泥。
そんな人間ををすごい視線で見ておられました。羊ちゃん。
そして。事件は起こった。
私のパートナーが転んでしまったのです。ひねりどころが悪かったようで。少しそこで休み。
大丈夫と言って私たちは下山を再開しました。
足を引きずっていたので確実に大丈夫ではなかったと思います。とても心配でしたが。私が担いで下山できるわけではないので。。
楽な格好で履きやすい靴で大丈夫と言われたので。
まさか。こういう場所とは想像していなかった。
次回の山登りの際の持ち物に,痛み止めの冷却湿布。絆創膏。を常備すると心に誓ったのでした。
何が起こるか。どんな場所でもどんな瞬間でも分からないという事を改めて学びました。
無事に。いや無事ではなかったけど下山し終わり。
麓に筋肉質な犬がいた。もはや犬というカテゴリではなかった。ライオン。
飼い主がいるわけでもなく。こちらを見ながら散歩している。
私はそういう状況に出くわしたことがなかったので危うく普通に通りすぎる所だった。
ただ。こういう場所にいる野生の犬などは危険らしいので。皆さん気をつけてください。
そういう知識がある人がいれば大丈夫なんでしょうけど。ぱっと見。ワンチャン。だと。わからない。
私が出くわした犬は明らかに。筋肉質で危険そうでした。
そーーーーーっと。様子を見ながら。人間と犬。お互いがお互いを調査しながら。緊張しましたね。
モロン デ ラ フロンテーラの街に戻り、着替え食事へ。
山登りの後、街を見たりされる場合は
※着替えの服と替えの靴を持って行った方がいいです!
靴を忘れた為。泥まみれの靴で食事。街歩きいたしました。
街がとても可愛かった。
下山し、お昼を食べた3時頃にはすっかり晴れてとても気持ちが良い陽気でした。
この自転車がなんとも言えない良さを引き出している。
この階段の先にある景色を目指した。
こういう街頭がヨーロッパぽくて素敵だなと思う。
そして。こちらが上からの街の景色。
白い建物がアンダルシアの特徴。
白い街 スペインで検索するといくつか観光スポットがでてくる。
モロン デ ラ フロンテーラは出ませんでした。が。
日本では見られない建物。景色。
そしてなんと言っても空の色が違うように見えるのは私の目だけだろうか。このセリフ何度目。
空気が澄んでいて。
とても有意義な時間を過ごすことができました。
もうちょっと街の様子を写真に収めたかったんですけど。少なすぎた。。
こんな小さな公園も可愛い。遊具に銅像、オレンジの木に。お洒落の何者でもない。
モロン デ ラ フロンテーラ。この街へ来ることができて良かったです。
El Gallo de Morón
ここに車で来る際にも街の入り口に大きなEl gallo(雄鶏)の像❔がありました。
それ、撮ってナインカイ!っていう感じです。。
市役所(ayuntamiento))の上にも巣がある。
マクドナルドはないらしいですがバーガキングは1店舗ありました。笑
この情報はいらないですね。笑。
クリスマスも近かった為か屋台が並んでいたり。お家が可愛く装飾されておりました。
まだまだ知らない世界。街。が沢山あるなと改めて感じました。
セビージャに着き。パートナーの足が悪化し歩けないという事態になり。ピソに帰らずそのまま病院へ。
実は二年前にもきた病院。私は海外保険を使って病院を手配してもらい、こちらに住んでいる日本の方と病院周辺で待ち合わせして行ったことを思い出した。
立っていられず冷や汗がすごくなり。ちょっと受付に言って話し聞いてきてと言われ。聞きに行ったが。焦りすぎて。
最終的には自分だけで対処できなかった。
約3時間待ち。呼ばれ、症状を話し。はい。じゃあレントゲン撮りましょうから。また数時間待ち。
まあそれは仕方ない。病院はそういう所だしそれが普通なのは分かる。
私達が名前を呼ばれ歩いて行こうとしたがパートナーが歩けず車椅子をお願いした。
すると私達の次に待っていた人が待ちきれずダダをこね、待ちきれないといった模様で先に行ってしまったのだ。
そして看護師さんもそれを把握してないという。普通。名前確認しません❔全く機能していなくてさすがに悲しくなった。
どう見ても緊急ならまだ許せた。けれど。どう見てもどう考えても私のパートナーの方が辛そうで。
いや辛そうだから先とかじゃなく順番自体。先だったわけで。
辛いのも待ち時間が長くて嫌になるのもみんな一緒。条件は一緒なんです。よ!!
2万歩譲ってもこれに関しては納得できませんでした。
最後は病院の先生に謝られましたが。
ひとまず骨には異常なく良かったと思うのでした。
処方された薬をFarmacia(薬局)買いに.
夜22時に閉まる薬局。あと10分!猛ダッシュ、全力疾走で買いに行きました。
私も昔ここで薬買ったなあ。と懐かしくなり。
処方された薬。カプセルがデカすぎて怖すぎて結局全部飲めなかったのを思い出した。笑
喉に詰まるレベル。笑。笑い事じゃない。笑
お店で物を買ったりするだけなら言葉があまり話せなくてもさほど問題はないが今回の事で言葉を話せないとダメだなと感じた日でした。
この日一日で凄まじいほど沢山のことを経験、体験したのでした。
そして家路についた我々。泥まみれの服、靴達を処理する夜はまだ続くのでありました。
膝に包帯まくって難しいな。
ご購読ありがとうございました。