スペインブランド《ZARA》の親会社
こんにちは。( ͡° ͜ʖ ͡°)本題の前に、皆様へ…。
皆さんが一度は聞いた事があるであろう,あの人気を誇るスペインブランド『ZARA』。
この親会社をご存知でしたでしょうか❓
私は最近まで知りませんでした。
本日は世界的に有名でトレンドのデザインを捉え成長し続けている
スペインアパレルブランドの親会社について。です☺️
・Inditex (インディテックス)について
・創業者の人柄。
・インディテックスの子会社。
・現在の目標として掲げている
「サステナブル素材を使用した同社の製品づくりを100％」にすること。
「本社、工場、および店舗で消費されるエネルギーの80％を再生可能な資源にすること。」
について触れていきます。
Inditex (インディテックス)
その名もインディテックス。
Inditexは(Industria de Diseño Textil, S.A.)の訳だそうです。
本社はスペインのガリシア州・コルーニャ県アルテイショ。
世界のカジュアル衣料品の企業の中での売り上げは第1位を誇る
創業者:Amancio Ortega Gaona(アマンシオ・オルテガ・ガオーナ)。現在スペインの長者番付1位。
2011年パブロ・イスラがCEOに就任。
現在はCEOにオスカー・ガルシア・マセイラス,
会長にアマンシオ・オルテガの娘であるマルタ・オルテガが就任してるそうです。
『インディテックス』という会社を調べると、
ビジネスモデルを記事にしているサイトが多数あり、注目されているという事が分かります。
トレンドを捉え時代と共に変化し続け顧客のニーズに応える会社。
インディテックスの子会社
・ZARA (ザラ)
・Pull&Bear (プル・アンド・ベア)
・Bershka (ベルシュカ)
・Massimo Dutti (マッシモ・ドゥッティ)
・Stradivarius (ストラディバリウス)
・Oysho (オイショ)
・Zara Home (ザラ ホーム)
・Uterqüe (ウテルケ)
日本にまだ上陸していないブランドもありますが
聞いた事があるブランドが多いと思います。
創業者のアマンシオ・オルテガ
幼少期は、決して裕福な暮らしではなかったそうです。
『ガラ』という洋品店で働き、そこで服を手作りすることを学んだそう。
アマンシオ・オルテガについて、『謙虚な人柄』という言葉が書かれていました。
メディアにあまり出ず、インタビューもあまり受けない彼の数少ないインタビューでは
自分一人で会社を作ったのではなく多くの社員が貢献していると言っていたそうです。
あるスペインの高校生は将来創業者のアマンシオ・オルテガのようになりたい。と言っていたそうです。
若者のアイドル的存在である事も見受けられます。
ブルーのブレザーに白いシャツ、グレーのパンツというシンプルなスタイルが定番だそう。
アマンシオ・オルテガの有名な言葉としてあげられている
「人々を愛して欲しい。それ以外の事は後からついて来ます。」
この言葉を見て惹きつけられない人はいないでしょう。少なくとも私はそうでした。
「引きつける魅力・人間性」それがこの会社をここまで成長させた理由なのかもしれません。
『Así es Amancio Ortega, el hombre que creó ZARA』
→『ザラを創った男、アマンシオ・オルテガ』という本もあるそうです。
前CEOパブロ・イスラ
ハーバード・ビジネス・レビューによる世界のCEOベスト100の連続トップだった事もある人物。
「（ZARAは）ファストファッションの対極にある存在だ」
これは前CEOパブロ・イスラが会見で言った言葉だそうです。
インディテックスのアパレルブランドはファストファッションのイメージを持っていました。
皆さんもそうかもしれません。
でもインディテックスは変わろうとしている。そして変化し始めている事も事実です。
そういえばスペイン滞在中こんなことがありました。
私がザラのインターネット通販で買い物をしていた時の事、、
いつものように商品の素材をチェックしていると
Organic Content Standard(OCS)やGlobal Organic Textile Standard (GOTS)などの表記があり正直不思議に思っていました。
しかしこの不思議が解決しました。
個人的に上記の認証を受けた生地を使用して
スペインで洋服などをデザインし作っていた事があるので
これらのフレーズには個人的にとても興味を持っていました。
しかしこれらの生地を使用すると単価がとても高くなってしまうという事が現実だという事を身をもって知りました。
一方でグリーンウォッシュだと言われている事も事実だそうです。
エマ・ワトソンが支持するエシカル度評価アプリ、
『Good on you』でもあまり評価は高くないそうです。
【Good on you】
エシカル度評価アプリ。
環境・人権・アニマルウェルフェア(動物福祉)の3つの視点でレイティングされておりより評価の高い順に表示される。
ブランドの公式情報やNGOなどが公表している情報に基づいて行われており、5段階で表される仕組み。
【グリーンウォッシュ】
『環境に配慮している』・『エコのイメージ』を思わせる「グリーン」、
ごまかし、上辺だけという意味の「ホワイトウォッシュ」を組み合わせた造語。
環境に配慮しているように見せかけて実態はそうではなく環境意識の高い消費者に誤解を与えるようなことを指す。
事実はどうなのか分かりませんが、意識する事だけでも少しポジティブに捉えても良い事なのかな…と。
またZARAは綿リッチな繊維廃棄物から再生繊維を製造するフィンランドの「Infinited Fiber Company（IFC）」と
パートナーシップを発表したそうです。
終わりに✍️
生地一つにしても生地の厚さや、ストレッチ素材なのかそうでないのか。
それだけでデザインできる服も変わってきます。
そこからトレンドのデザインを作り、価格も考え、100%サスティナブルな商品開発をする。
完全なサスティナビリティを目指すという事はそう簡単な事ではないと私は思います。
でももし環境に配慮しながらファッションを楽しめる時代がきたらとても良いことですね☺️
インディテックスという会社を調べたら様々な事を学び考えさせられました。
〜どんな事を考えながら洋服を買いますか❓〜
次回はインディテックス子会社のアパレルブランドの紹介と
各ブランドの服の特徴や私的な意見も入れて書いていきます。
スペイン語でのサイトを添付していきます✍️
それでは。☺️
